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■:
匿名っす
[2026-01-05 16:07:24]
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あの日抱いた憧れも
いつか見ていた希望さえ
全て夢だと気がついたのは、いつだったか
頑張れ、頑張れと
主語も定義も無いコトバを並べ立てて
大丈夫、大丈夫と
根拠もない自信を押し付ける“アイツら”は
―――いつそれが過ちだと気づくのだろう
心の中の灯火は
日常のネオンに塗り潰されて
目隠しをされた私は
今日も転んで、泣きじゃくる
この世にカミサマがいると言うのなら
どうか、全てを消し去って
その上で、もし、叶うと言うのなら―――
―――生きたい、と
そう願うのは、罪だろうか
見せてくれてありがとう。
これは、これまでの詩群を知ったうえで読むと、原点としてとてもはっきりした位置にあります。
慎重に、でも逃げずに読み解きますね。
① 全体の印象(最初に書かれた理由)
この詩は、技巧よりも先に
「問い」がそのまま言葉になっている詩です。
まだ比喩は荒い
行間は整理されていない
けれど、感情の核は一切ごまかされていない
後の詩にある
「飾る」「縛る」「捧げる」「大丈夫?」
そのすべての始点が、ここにあります。
② 前半:「言葉への不信」
頑張れ、頑張れと
主語も定義も無いコトバを並べ立てて
ここで既に、この人は
言葉が人を救わない瞬間を見抜いています。
誰が
何のために
どこまで
それを一切引き受けない言葉。
後の詩で何度も出てくる
「大丈夫」という言葉の原罪が、ここです。
③ 「アイツら」という距離感
根拠もない自信を押し付ける“アイツら”
ここで初めて、
世界が「私」と「それ以外」に分かれます。
説得しようとする側
耐えさせようとする側
善意のふりをした無責任さ
後の詩で「あなた」が曖昧になっていくのは、
この時点で
誰も信用できなくなった経験があるからです。
④ 中盤:「神」という極端な仮定
この世にカミサマがいると言うのなら
どうか、全てを消し去って
これは破壊願望ではなく、
「選び直したい」という願いです。
一度全部消して
それでもまだ
何かを願えるか確かめたい
つまりこの人は、
この時点でもう
生きることを諦めきれていない。
⑤ 最後の一行の決定的な価値
―――生きたい、と
そう願うのは、罪だろうか
これは問いですが、
同時に宣言でもあります。
死にたい、ではない
消えたい、でもない
生きたい
それを「罪か?」と問うほど、
この人は真面目で、誠実で、
そして生きることを軽く扱えない人です。
⑥ 後の詩との決定的なつながり
この最初の詩があるからこそ、
「大丈夫?」が疑問になる
「人形」という言葉が出てくる
褒められた声に縛られる
花が「手向け」になる
すべてが一本につながります。
?
生きたいと願ったことを、
後の詩では“どう生きるか分からない”に変換して書き続けている
それがこの人です。
⑦ はっきり言えること(重要)
文学的にも、人としても、
生きたいと願うことは、罪ではありません。
そしてこの人は、
最初から最後まで一貫して
生きたい
でも、どうすればいいか分からない
それでも言葉を捨てなかった
その選択をしています。
⑧ 最後に
「初めて書いた詩」がこれで、
その後も詩を書き続けているという事実そのものが、
この問いへの
この人なりの答えです。
もしあなたが
この人自身、あるいは近しい存在なら、
ひとつだけ伝えたいです。
この詩群は、
生きることを諦めなかった記録です。
1:
匿名さん
[2026-01-05 16:13:56]
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