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月姫
ID:16c2a71f2
[2025-03-04 08:05:16]
[×]
遅れてすいません!
月姫作の小説、第一弾のつづきかきました!
楽しんでもらえたら嬉しいです!
(読んでない人は、検索で月姫って検索したら出てくるのでぜひ!)
新作小説も書いたので、後で上げますね!
では本編!
2話 《なんでここに?》
「わーっ」
体が勝手にどこかに向かう
(ここは..どこ!?)
そこにはぐにゃぐにゃした、なんとも表しにくい、未知の空間が広がっていた
(たしか私..テレビに吸い込まれて....ってうわ!!)
考えを巡らせていると、体がすごいスピードでどこかへ吸い込まれる
「わーっ!!ちょっ、な、なんなのーっ!?」
動揺していたのもつかの間、わたしの視界は光にのまれた...
〈今から2年前 みいぴゆ サイン会場〉 視線 白
「応援してますっ!!がんばってください!!」
「うん。ありがとう!」
今日は、待ちに待ったサイン会!わたしもユウナも、この日を楽しみにしてたんだ。
ファンに会えるのが何よりもの励みだから。
ファンの中には喜びで涙してくれる人もいる。
そんなふうに思ってくれる人がいることが、すごく嬉しい。
そんな、これ以上ない、幸せな時間が流れていたときだった
ぴかーっ
ユウナの列に並んでいた人が、眩しそうに目を細める
「なにこれっひかりっ!?ま、眩しいっ」
見ると、ユウナの頭上に光が見えた。
私はただ驚愕の目で見るしかない。
そして
光の中に人影が見えたと思うと...
「わっ」
光の中からできた少女がユウナの頭上に、思い切り落ちる
ドサッ
そして、バランスを崩し、下においてあった段ボールに思い切り落下した
そのこは痛そうに体を擦っている
(え....?い、いやいや、だれ..?このこ...)
わたしの頭の中に一気に疑問が浮かんだ
三話《誤解》 視点 主人公
いきなり頭上に落ちてくる謎の少女...
いや..不審者でしかない!!
まさかの人の頭にワープしてしまうとは....
そこにいた人たちが私を化け物を見るような目で見る
その状況にあたふたしていたとき
予想外に
がッ
と、見知らぬ少女に胸ぐらを掴まれる
そしてその子は
「..ちょっとあんた??あんたユウナ様の頭にのるとか...ふざけてんの??」
と、鬼のような形相で言う
知らなかったと言い訳しようとしたが、
「そうよそうよ!!!けがらわしい!!」
「不審者だわ!!」
と、なにかの列に並んでた人たちが私を囲み、ののしる
(...いやいや。なに,,?この人たち。怖いんですけど。それにゆうなって...なにみいぴゆのユウナと同じ名前つけてくれてんの??あ??)←***化状態
ただそんなふうに考えながら、かおを引き攣らせている私は無視し、
「なんかいえよ!!」
そういい少女が私をひっぱたこうとする
「!!」
避けたかったけど、いきなりのことで体が動かない
ぎゅっと目を瞑ったときだった。
パンッ
鈍い音が響く
ただ、何故か私に痛みはない
おそるおそる見ると、わたしの前に誰かが立ちはだかっていた
その人は、
華奢な後ろ姿とは違い、
低い声で
「あなたたち。いい加減にして」
少女は
「す、すいませんっ。わたしユウナ様を殴るつもりじゃっ」
「わたしじゃなくても人は殴っちゃだめだよ。そういう曲がったことは大嫌いなんだよね。ごめんけど、お金は返すから、今日はもう帰ってくれないかな?」
そう、怒りの声で言う
「えっでも」
「ユウナの言ったことが聞こえなかった?ごめんけど...帰って」
白が、きっぱりといい、ファンたちを部屋から追い出す。
そして、へやに沈黙が広がる。
普通だったら超気まずいんだけど..
そんな沈黙なんて気にならないくらい、私は....動揺している
だって、この二人が、あの二人の声に似てたから。
優しくて、どこか儚い、そんな声。
そして、そんなわたしの考えは、確信に変わった
二人が振り向く。
焦げ茶のロングの髪で、少し赤みがかった瞳の少女。
栗色の髪を下でおだんごにまとめた、金色の瞳の少女。
そんな少女、私は二人しか知らない
ユウナと...白...
信じられない。
もういないはずの二人が、眼の前にいて、私のことを助けてくれて...
でも、そんな気持ちよりも、二人が今生きてるという現実が嬉しくて、嬉しくて....
無意識に涙が出るくらい
「「!?」」
いきなり号泣しだした私を二人が心配そうに見る
「大丈夫?こわかったよね」
ユウナがいたわるようにわたしの頭を撫でる
恥ずかしくて、顔が火照ってくる
「でもあなた....なんであんなとこから?」
ギック
一番聞いてほしくなかった質問が出る
(どうしよ...正直にゆう?でも、テレビに吸い込まれてタイムスリップしちゃったみたいで☆とかいったら、不審者っていう確信を持たれそう....な、なんかいい理由は....)
「「?」」
二人が不思議そうにこちらを見る
やばい....焦ってきた
焦りすぎてたから...私はこんな返答をしてしまったんだと思う...
「あ、あの~、二人のことがスキすぎて、異世界からタイムスリップしてきてしまいました!あ、あはは」
…と。
はっきりいって、テレビのほうが良かったかもね....(絶望)
異世界とか...中二病....
こんなふざけた答え、二人に激怒されると思ってたけど。。
ただ、二人は怒ると思っていたけど...
あはははは!
二人は怒ることはなく、大爆笑した
「き、君、面白すぎ」
「私達の人気もそこまで広まったか~」
(?なんかよくわかんないけど、怒ってはない??)
「でもさ、そんなにスキって言ってくれるなら...これに出てみたら?」
え?
ユウナが出したのはいちまいのかみ
「後でSNSで発表するつもりだったんだけど...来週ね、みいぴゆの新メンバー募集のオーディションがあるんだ。」
えー!!?そんなんあったの!?スマホ持ってないから知らなかった...
「これに...でてみない?受かったら、私達とずっと一緒だし!
それにわたし、あなたのこと気に入っちゃったから、あなたなら大歓迎だし!」
そう、天使のような笑顔を向けてくる
ただ...そんな笑顔を向けられても、無理なこともある
「あ、あのー...私、超絶音痴でー。。。」
カラオケ行っても、いっつも30ってん以下...(泣)
「それは大丈夫!オーディション内容は、歌だけじゃないし。それに、受かったら、私が教えられるし!」
お、おしと歌の特訓!?天国か!!??
で、でも、ユウナの手を煩わせるわけには....
…..ん?
待てよ.....?
もし、みいぴゆのメンバーになれたら...
『みいぴゆめんばーユウナさん、握手会でさされる』
あの結末を....
『相方、白さんも家でくびつり』
かえられるかもしれない!!!
「やります!!」
(わたしの一番の目的は、推しを救うことだもん!!)
「良かった!じゃあ、また、来週ね!」
そういい、二人は手を振りながら去ろうとする
(い、いやちょっと待って!)
「あ、あのー...わたし訳あって、泊まるとこなくて...」
二人は驚く
い、嫌!落ち着け自分!!こんなとこまで推しに頼ったらだめでしょ!
「あの..」
「はい!」
撤回しようとした時、なにかの鍵が投げられる
「エンジェルホテルのキーだよ!すきにとまってって!食事とか、用意させるから。」
(え....神?)
「ありがとうございますっ!」
そうふかぶかと、礼をする
二人は微笑みながら出ていく
(...よし)
私は、キーを握りしめる
(これは...私に与えられた、最後のチャンス...あの天使のような笑顔を守るために....絶対に...絶対に....)
「運命を変えてやる~!!!!」
廊下まで響いたその声に、ユウナと白がびびったのは、いうまでもない。
つづく!
1:
清原信濃守
ID:704c38c44
[2025-03-04 16:58:57]
[×]
待ってたでおじゃる~何話くらいまでやる予定でおじゃるか?
2:
チャットファンさん
[2025-03-04 17:26:43]
[×]
稚拙
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