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俺のかくクソ小説/76



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自分のスレッドを作る 61: おひひ 
[2023-03-28 16:26:09] [×]
>54
ポケットモンスターニャオハ
第1話 ニャオハ

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…  なんで向かいの家なのにこんな距離あるんだよチック症…」
「あ、ハルトくんさんじゃありませんか。」
「ハルトくん…さん…?」
ハルトが少しずつうつむいていた顔を上げると、そこには校長先生…のようななにかがたっていた。

(あッ…ネタバレ食らった気分ー)
ハルトは頭の中が真っ白になる。それもそのはず、なんと髪の毛は薄い緑色、触覚のような前髪は上に上がり、しかも黒色に染めてある。マスカーニャを彷彿とさせる見た目だ。
ハルトはマッマの『それにしてもクラベル校長先生本当に素敵だったわよー。パンフレットと違うというというか。』という発言をやっと理解した気がした。
実際、パンフレットの校長先生は黄色いような色の髪をしていていたって普通のおっちゃんだったからだ。
「ハルトくんさん、お待ちしていました。実はポケモンを渡そうと思っていまして―」
「え?ポケモン?くれるの?」
「はい。」
するとクラベル校長先生はでっぱってるポケット(?)についていたラブラブボールを3つもった。
(ラブラブボール…だと…?痛いやつだな…)
ハルトはやはり理解ができない。
「さぁ、でてきてください!」
クラベル校長先生はそういうとラブラブボールを宙にあげた。
ポンッと、ボールの開く音がすこしバラバラに聞こえる。
mocomoco mocomoco

ニャア! ミャ みゃー!

トスッ    にゃひひwww
        ミャブッ

「うわ、みんなかわいいー!」
「さ、この中から1日に選んでください。」
「え?このなかから…?皆ニャオハじゃん…」
「ニャオハで何か問題でも?」
「いいえ…」
(えー…本当はもっとかっこいいポケモンが欲しかったんだけどニャオハだけかぁ…ちぇ)
 
にゃ? にゃw みゃー…
「あれ?なんか真ん中の子右の子と喧嘩してます?あと真ん中の子色がちょっと紫っぽい気が」
「あー…真ん中の子色違いなんです。」
「色違い!?????は!?え?」
「だけどいたずらっ子でなかなか誰も受け取らなくてですね。」
「なるほどー…まあ俺もめんどくさいやつはいらないかなぁ…」
そういいハルトは真ん中のニャオハを見つめた。

じーーーー
「ゆっくり決めちゃってもいいですからね。」
本当にとてもきれいな目だ。他のニャオハももちろんきれいだが、色違いは新鮮さがある。
「みゃ…」
ずっとハルトがニャオハを見つめていると、だんだんニャオハは嫌そうな顔をしてきた。
そのときだ。


バシッ ))
真ん中のニャオハが勢いよくハルトの頬をパンチしてきた。
「グハッ」
左右にいるニャオハはびっくりした顔をしている。
すかさず校長先生も
「大丈夫ですか!?」
と、ハルトに近寄ってきた。
「………」
周りが心配している中、真ん中のニャオハはとても平然とくつろいでいる。
『ムカッ』
「きめました!この真ん中の… 色違いのコを下さい!」
「へいおまちい!」
すぐにクラベル校長先生はニャオハのボールを渡した。
(ラブボ持ち歩きたくないなぁ…)

「では、決まったようですね。私はもう少しこの家の子を待っているので、先に登校してください。道に沿って歩けば付きますからね。」
「わかりました!」
「いこっか、ニャオハ!」

「プイッ」
ニャオハはそっぽを向いた!


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