TOP > チャットちゃっと

俺のかくクソ小説/76



最新 50レス ▼下へ

自分のスレッドを作る 3: おひひ 
[2023-01-22 00:13:46] [×]
フウイスト 一話

カチッカチ…
オセロを置く音が辺に響く。
「10字ぶぁああいっ!黒のオセロを召喚!」
「姉~、ずるいよぉ。」
「な~んにもずるくないぞい?ルールにそっただけじゃ。」
「だってぇ~…強すぎるもぉん」
リンが呆れたように姉を見上げると、姉はニヒヒと笑いながらリンを見下した。
すると、姉の後ろ側から足音が聞こえた。
「トラにぃ?」
リンが足音の方に訪ねてみると、
「あぁ、その声はリンか?」
という声が聞こえた。
「うん!」
しばらくすると姉のよこまでトラが歩いてきた。
「やっぱトラにぃだ!」
「あぁさっきからそう言っているんだがな…。それで、お前らは今、オセロで遊んでいたのか?」
「うん!」
「だけどね、姉がずっと勝っててつまんないの!!トラにぃ!遊んで!」
「えぇっ!?でもリンが弱いんだもん!こっちとあそんでて楽しくないの!?」
「楽しくない!」
ふふっ
トラは優しく笑うと、すぐに顔を切り替えて話し始めた。
「えーと、突然なのだが、姉、カケナエ寺まで来てくれないか?」
「なんでだい?」
姉が首をかしげる。
「会議。」
「え…休日出勤?」
「お前は毎日が休日だろうが。」
トラは軽く言葉を放つと、リンをみつめてもう一度話し始めた。
「すまんな、リン。今は遊んでやれない。すぐに戻るから、おもちゃとかで遊んでいるといい。くれぐれもそとにでたらだめだぞ。」
「え!?やだ!」
リンは首を全力で横にふるがトラは少し目を光らせる。
「やだじゃない。外は大雪なんだ。風邪を引いたら大変だぞ?」
「うぅ」
「それで…なぜ突然会議なんか…」
姉が静かな声でトラにきくと、
「あぁ、それはな…」
「この突然降った大雪の件についてだ。」


最新 50レス ▲上へ



名前: 下げ

トリップ:  ※半角英数8-16文字以内

お約束
※トリップを入力すると、自分だけのIDが表示されます




[0]チャットちゃっとTOP
[1]チャットちゃっと
[9]最新の状態に更新
(C)コミュティア