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自分のスレッドを作る 1232: 鏡音モナ 
[2022-11-18 22:04:08] [×]
『監禁ロリータ』番外編(レナが生まれたとき)

「ふぅ……寝たか……」
レン君はレナが寝たことを確認すると私の方を向いた
「んで……レナのことはどうする?」
そう聞かれた………この時のために言うことはもう決めていた
「私のことは監禁してもいいけど……レナのことは自由にしてあげてほしいの……」
「…………」
レン君は少し名残惜しい気持ちになったのかうつむいてしばらく考え事をしていた
そりゃそうだろう……せっかく生まれてきた娘を手放すのだから………実は私も同じだ
すごく痛い思いをして産んだ可愛い可愛い娘を手放したくない………身体も知能も生まれてすぐ13歳の女の子に成長して私とレン君の事を親だと認識している。レナも親のもとから離れたくないだろう
でも私とレン君と一緒にいるということはこの薄暗い地下室で過ごすことになる……それはとても可哀想だし、何より外の世界の素晴らしさというものを娘に知ってほしかった
レン君はダメだと言うのだろうか……それとも……
「……いいよ。近いうちに子宝に恵まれない夫婦に引き取ってもらおっか」
「……!!」
なんと許可がおりた……でもここで終わりという訳ではない………レナ本人の意見も聞かなければ


翌日


「……おはよう」
レン君が学校に行ったのとほぼ同時にレナが起きてきた。今が話すとき……そう思い私は口を開いた
「レナ。ちょっと話したいことがあるからこっちに来てくれないかな?」
レナを私が監禁されている部屋に連れていき、椅子に座らせる。そして疑問を投げかける
「レナはここでずっと暮らしたい?それともここから出て自由に暮らしたい?」
「…………どっちでもいいよ」
「………そっか」
それから夕方になり、レン君が帰ってきた。レナが言っていたことを話すと、レン君はどこかに電話をかけ何分か誰かと話していた


数日後


今日はレナを例の夫婦に渡す日……どんな人が来るのだろうか
それに今日はリンちゃんが友達と出掛けていて家にいない………多分レン君はこれを狙ってこの日にしたのだろう………そんなことをぼんやりと考えているとレン君が焦った様子で部屋に入ってきた
「モナ!!クローゼットに隠れて!!」
「え?なんで?」
「いいから!!」
私は半ば強引にクローゼットに入れられた………どうして隠れる必要があるのだろうか

数分後

クローゼットの扉越しに話し声が聞こえる……レン君と夫婦が話しているのだろう
声を聞いた感じ、20代後半か30代前半くらいの夫婦だろうか……
少ししたら部屋のドアが開く音がして三人分の足音が遠ざかっていく
「出ていいよ」
レン君の声が聞こえる。私はクローゼットのドアを開け外に出た。レン君に夫婦の事について聞いてみるとどうやらとても優しくて愛のある人らしい

レナは幸せになったのだろうか………



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